2019年5月13日
①今日の1語
音楽を聴きながら
このメロディーは「美しい」なあと思うことがたまにある
そんな時 ふと「美しい」って何だろう?と立ち止まる
そしてすぐに検索してみる
概説にはこのように書かれている
広辞苑ではまず次のような説明を掲載している。
- 美しいこと。美しさ
- よいこと。りっぱなこと。
そして3番目に哲学用語の「美」を挙げており次のような説明になっている。
- (哲学)知覚・感覚・情感を刺激して内的快感をひきおこすもの。『快』が生理的・個人的・偶然的・主観的であるのに対して、『美』は個人的利害関心から一応解放され、より普遍的・必然的・客観的・社会的である。
ブリタニカ百科事典では、(広辞苑の3番目に挙げてある哲学的説明から入り)、「感覚、特に視聴を媒介として得られる喜悦・快楽の根源的体験のひとつ」としている。
耳からの振動を聴覚が捉え
視覚へとリンクしてイメージが想起される
そのイメージは抽象的なものである場合と
実際に体験した記憶の一片
2つのパターンがあり
その両方が折り重なって層になっていることもある
そんなような情報が脳を渡っていくことで
感情のスイッチに触れ
一種の心地よさや浮遊感のようなものを与えてくれる
例えるなら
つむじに付いている蓋(筒型のウェットティッシュのような)が
パカっと外れて
頭の内部に溜まっていた何かが
「ようかいけむり」のように
するすると天に昇っていくような
体の力が抜けていく感覚がある
美しい音楽(特にメロディー)を聴いたとき
僕はそんな喜悦・快楽を得ていたわけだ
もう少し調べてみると
こんな動画に行き当たった
調べてたことの本線からは逸れるけど見てみる
「刷り込みによる無意識の偏見」
「普遍的な美しさも変化している」
なるほどーなんつって
ためになった気分を味わえた
そして最後にこちら
知恵の吹き溜まり
質問者の言いたいことや気持ちは理解・共感できる気がする
ただ上手く言語化しきれていないんだなーってことを感じる
そのことを汲み取れる能力が無い人に限って
持ち前のジャスティスを振りかざし
回答のフリした自分語りに躍起になる醜さ
そんなことにもめげずに「参考になりました」と
雑言のひとつひとつに返事をする質問者と
完璧な構成で実例を交えて回答をする
ベストアンサーの御仁の美しさ
このコントラストの背景について
もう少し突っ込んで考えてみたいが
今日のところはここまで
こういう風にいちいち考えたり
今あることやものに疑問を感じることが
哲学の出発点ならば
僕はそれに結構興味があるのかもしれない
とっつきやすい哲学入門書でもあれば
いっぺん読んでみてもいいかなと思ったのであった
漢字1文字から
どこまででも広がっていける のであった
②今日の4曲
このナーディな写真に見たことあるようなフォントでザーウィー?
ウィーザー好きが見れば一発のムムネ(ムムっと感じるサムネ)を前に
僕も3秒訝しんだのちにへパを飲むようにクリック
動画のコメント欄にこんな風にある
I got tired of waiting for Weezer to release another good album so I made one myself:
どうやらBilly Cobbというあんちゃんによる
【妄想】Weezerの新作を勝手に作ってみた
的なEPのようだ
歌詞の随所に本家のフレーズを引用したり
ハモリにギターエフェクトにコード進行に
どこを切ってもW形になる金太郎キャンディスタイル
ご賞味あれ
開店から隆盛を極めた本店が
栄枯盛衰が如く
味が変わっていってしまう一方
インスパイア系のオタク店主が
「本店よりも本店」なテイストを作り上げ
ここに陽の目を浴びている
聞こえてくるのは
祇園精舎の鐘の音
次はアルバムを期待したい
タイトルは「トンカーピン」なんて
素敵じゃないか